EXTRA ISSUE(1989.9.30発行)

BUCK-TICK CLUB EXTRA ISSUE

1989年9月30日発行


(表紙)

 BUCK-TICK CLUBも、10月で3年目を迎えます。

色々なことがありましたが、それでも変わらず、BUCK-TICKならびにBUCK-TICK CLUBを応援してくださった皆さんに感謝します。


 今現在メンバー達は、毎日毎日NEW ALBUMのリハーサルに取り組んでいます。

先日もスタジオで、全体の流れを見るために、デモテープを録音してみました。全体的にハードで、また、あやしく、今までのBUCK-TICKサウンドの流れを取り入れています。まだ完全には出来ていませんが、来年には皆さんのお手元にお届けすることが出来ると思います。期待していてください。


 10月からは、BUCK-TICK CLUBも心機一転、たくさんの企画を考えていきます。楽しみにしていてください。


BUCK-TICK CLUB


(ファンからのイラスト、伝言板など)


MUSICAL INSTRUMENTS FOR BUCK-TICK

(楽器隊のギターやアンプ、ドラムなど写真付きで解説。ここでは文だけです)

ヤガミトールのドラムはすべてパールのZシリーズで、すべてCUSTOM MADEになっています。アニイ独特のセッティングのため、TOM TOMの深さがなく、常に顔が見えるようになっています。シンバル類はすべてSABIANです。

全体的に低い位置にセッティングしてあります。スティックはパールで、BUCK-TICK YAGAMI TOLLモデル使用。


今井のメインギター。オリジナルの白いボディは、自分でペインティングを入れ、ギターシンセのピックアップをつけています。1ボリュームの1トーンで、ステージでも使いやすく設計されています。今井自身のデザインで、フェルナンデス製です。

今井のメインアンプは、世界の名器MESA/BOOGIE MARKⅢ、それも2台同時に使用しています。2台使用しているのは、ステレオ効果を出すためで、右と左に分けて音を出しています。“TABOO”のTOURから使い、本人も気に入っているようです。

ステージではまだ使用していませんが、日本に入ったばかりでまだ2台しかないというフットスイッチです。1台を今井、1台をヒデが使っています。エフェクターラックの中に入っているエフェクターの切り替えなどを一瞬のうちにやってしまうすぐれものです。今井はそれ以外に2種類のフットスイッチを使用しています。


“TABOO”のツアーから使用しているサンプリングシステムです。曲の中で効果的に使われています。


ユータが今一番気に入っているベースギターです。SPECTORの中でも骨のある、太い音が出て、BUCK-TICKのベースサウンドをしっかりと支えています。

トレースエリオットのベースアンプ。“SEVENTH HEAVEN”TOURの時はスピーカーが2つでしたが、“TABOO”から2台増え、合計4台になり、より強力なサウンドを醸し出しています。


ヒデが“TABOO”の中の“SILENT NIGHT”などで使って、今回初めてステージでも使用している“OVATION”のアコースティックギターです。これはOVATIONのアコースティックギターの中でも、1988年モデルです。今井もステージでは使用しませんが、同じ型の左用を持っています。

ヒデのメインギターもフェルナンデス製で、これはどこの楽器店でも売っているモデルと同じです。シンプル イズ ベスト、ボリュームのみでヒデのカッティングワークには最適です。ヒデは今、新しいギターをデザイン中で、来年には発表できると思います。

ヒデも今井と同じフットスイッチを使用しています。使い方は今井と同じように、エフェクターの切り替えです。

ヒデの使うアンプ“セイモアダンカン”です。これは最近使い始めました。“TABOO”の時は、ダイレクトにPAから出していました。これからはアンプを使い、リードギター等にも挑戦していくとのことです。



今回はBUCK-TICK使用の楽器をすべて紹介しました。いかがでしたか。アツシは楽器を使用していませんので、のせることができませんでした。ごめんなさい。

アツシも今、ギターやキーボードを色々と勉強しています。いつかステージで使用する時は、皆さんに紹介します。




BUCK-TICK CLUB EXTRA ISSUEを読んだ感想

メンバーの顔写真一切なし。そして一気に知名度が上がり増えたファンクラブ会員に「俺たちはアイドルじゃない、バンドだ」とアピールするかのような楽器紹介。

海外から入ってきた最新型のフットスイッチを使用したり、アンプを左右で使い分けたり、音へのこだわりが伝わってきました。

と、そこまではいいのですが、前回のSPECIAL ISSUEであっちゃんが触れたように「アツシも楽器を」にずっこけました。今から思うとだいぶ面白い挑戦だったと思いますが、本人としては一人じゃ歌えないジレンマがあったのかもしれませんね。あっちゃんがステージでギターを弾いたりキーボードを弾いていたら…今のような歌の世界に没頭して演じるボーカルスタイルとは全然違っていたと思います。

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