舞夢マイムの世界
今日は櫻井敦司さんのお誕生日!寿ぶりに日記を。
2020年発売のアルバム『ABRACADABRA』に収録されている舞夢マイム。
日々想像を掻き立てられてしかたがないため、
文章にしてみたいと思います。
(書きながら自分の頭の中を整理するタイプなのです)
【知っていたんだね まさかお前まで
愛なんて幻想 おとぎ話と…】
二人きりになって、初めて切り出した話だと思われます。
二人きりになる前は、複数人でいて、愛や色恋についての話があったのではないでしょうか。そこでは、満場一致で「愛なんて幻想 おとぎ話」だった。一人の男を除いては。
ある時から男は、惚れた女と愛を語り合っていた。
愛を信じていた。僕らの間に、愛はあるのだと。
惚れた女は純粋な子猫なのだ。僕らには愛があるのだ。
愛があるから、あんなことをしてきたのだ。
愛なんて幻想、お伽噺という話題に賛同する女。
自分に惚れた男がこの話をどんな顔で聞いているのだろう。
笑いながら、話しながら、一度、チラッと見た。
男は黙って、グラスを両手で持ち、前かがみになって、水割りを飲んでいる。
グッと飲み干して、氷だけになったグラスを置いた。
「同じもので?」手を差し出そうとした女。
「もういい」氷だけになり、汗をかいたグラスをぐっと握った男。
あら…まあいいわ。
【存じ上げてたわ 周知の事実よ まさか本気だと思ってらして】
あら…さっきのお話の続きかしら?
ふふふ、その通りよ。愛なんて幻想よ、おとぎ話よ。
私のことをそんな風に思っていたのね。うふふ、みんな知ってる話よ。
もちろん私も知っていたわ。愛なんて幻想、おとぎ話なのよ。
そんな開き直りの女。
【背中のジッパを指ではじいたら お代をちょうだい 時間がないのよ】
おそらく、今からいつもの男女の関係になるのだと思われます。
僕たちの間には愛がある、と思いながらも、お手当としていつも出していた関係ではないでしょうか。僕は彼女を買っているのではない、お手当なのだ、と。
女が、お代をちょうだいという直接的なことを言ったのは初めてだったのではないかと思います。男が愛なんて幻想だと気が付いてしまったので、回りくどい言い方をせず
あなたは私とお金の関係なのよと初めて言った、そんな気がします。
時間がないのよというのが、とどめを刺した感じです。
【時計の針が 針が 針が あなたを刺す 悩殺 秒殺 サヨナラ】
時間がないのよ、あなたは私を買っているだけなの。あなたにかけている時間はないのよ。
お気づき?愛なんて幻想なのよ。
【愛しているんだ】
【やめてばかばかしい】
【この世は地獄さ】
【ちょっとついていけない】
男女の温度差の激しさと同時に、居心地の悪くない相性だと思われます。
僕たちが過ごした時間には愛があったはずだ。
愛なんて幻想と言いながらも、僕たちだけは愛し合っていたはずだ。
まだ諦められない。僕たちに、愛はあっただろう?
あら…まだ目が覚めていないの?ばかばかしいわ…。
言ったはずよ、私も例外なく、愛なんて幻想だと思っているわ。
なんだよ…そんないけずなことを言うなって…。
もしそれが本当だとしたら…地獄だな…
俺は今までずっと…愛に出会えたと思っていたんだ…。
はぁ…ため息でちゃう…あなたが地獄であろうが何であろうが
もうどうでもいいわ。ついていけない。勝手にやって。
突き放しても冷たすぎない、そんなあしらい上手な女。
追いかけさせるのが上手い女。
【朝が来るぜ こんな世界に】
【ちょっと眩しい カーテン閉めて】
【死んでみるか】
ほら、見てみろよ…もう、向こうが明るくなってきたな…。
こんな地獄を感じているが…それでも朝が来る…
こんな俺にも…朝が来るんだな…
ははは…俺は絶望なのに…いつもと同じ朝が来る…。
まだ眠いのよ…朝なんていつも来るじゃない、私はそれより眠いのよ。
一人で浸っていてもいいわ、だけどカーテンは閉めてちょうだい。
ははは…こりゃまいったな…
女の方がドライなもんだ…。
引きずっているのは俺だけか…
君は変わってしまったのか?それともそれが素なのか?
もういっそ死んでしまおうか…
はいはい、そうですかそうですか。
じゃ、またね、愛しているわ、ダーリン
ドアから出ていく真っ赤なハイヒールの音。
遠ざかるヒールの音、まだ愛を信じている男。
(読みづらかったらすみません)
そんな背景を感じる歌の世界のように思えました。
歌詞の感じ方には人それぞれあると思いますので
「私はこう思う」「俺はこう思う」「僕はこう思う」など
教えていただけたら嬉しいです。
0コメント